[命を守る]猫の夏バテ対策~食べ物編~

こんにちは。アンジェリカです。

最近は、毎日暑い日が続きますね。真夏日や猛暑日といった命にかかわる暑さ、人はもちろん猫にとっても厳しいもの。

とくに毛をまとっている猫は、私たちよりもっと暑い思いをしているのではないかと心配になりますよね。

そこで氷枕や氷水を用意してあげたのですが、まったくの無反応・・。冷たくて気持ちいいのにと思っていても実は「それ」猫には必要なかったのです。

 

えっ!これってダメなの?猫の夏バテ防止策 ~食べ物編~

 

まずは人間と一緒で暑い日には水分を補給した方が良いです。

 

 

1飲み水を多く設置する

普段の水飲み場は何箇所くらいありますか?

わが家はご飯を食べる場所と、玄関の棚上の2ヶ所です。

夏場はいつもの水飲み場より1~2ヶ所水を多く設置してあげると良いですね。低い場所だけではなく高い場所にも置ける時は置いてみましょう。その際は、こぼれないように入れ物を工夫したりしてください。

水を入れるいれものを変えてみましょう。

猫用のお皿、いろいろな種類があって迷ってしましますよね。深い皿、浅い皿、斜めになっているもの、使わないお皿があればそれを試してみるのも良いでしょう。

わが家の猫たちは抹茶茶碗のようなかたちの入れ物で、玄関の棚上が一番よく飲みます。それぞれの猫の好みがありますので、いろいろ試してくださいね。

 

 

水は傷みやすいので朝晩、取り替えましょう。

猫に必要な一日の水分量は調べてみても、猫の体重1kgで20ml~95mlとかなりのバラツキがあり、はっきりとした数字はでません。

ドライフードかウェットフードかでも変わってきます。

朝入れた水が夜には減っているのであればそれほど心配することもないのかもしれませんが、あまり水分補給をしない猫たちはそれによって病気になることもあるので観察が必要です。

また飲みすぎには注意です。猫がたくさん水を飲むから安心、ではありません。多飲多尿は腎不全や甲状腺亢進症などホルモンの異常、糖尿病などさまざまな病気が考えられます。体重減少や排泄の変化にも注意が必要ですね。

 

 

2ごはん、おやつに水分をプラスする

ウェットフードの猫は必要ないかもしれませんが、ドライフードの子には少し水を足してあげても良いですね小さじ1~で猫が嫌がらない、あまりドロドロにならない程度で足してあげます。

また、ドライフードにウェットフードを混ぜる方法もありますが、ウェットフードは腐りやすく匂いもキツいので扱いには注意が必要です。缶づめのものは出したらタッパーに入れ替え、冷蔵庫で保存したほうが良いですね。食べ残しはすぐに破棄するのが望ましいでしょう。

わが家では夏場はウェットフードを混ぜていたのですが、少し残したフードを2時間後に食べた猫が食中毒の症状を起こし、嘔吐など大変な思いをしたことがあります。忙しく、食べ終わるのを見守ることができない時はフードを変えてみるということも必要です。

 

 

また、おやつにちゅーるなどの水分が多いものを上げるのも効果的ですが、さらに水をたしてちゅーる水にするのも良いですね。目安としては成猫でちゅーる半分と水大さじ2です。大さじ2で30mlなので、もともとのちゅーるに含まれる水分と合わせると一度でかなりの水分を摂ることができます。

これも夏場は腐りやすいので一度で飲みきれる量を与えます。

最近ではちゅーる氷などが流行っていますが、猫に氷はあまりオススメしません。冷たすぎるものを食べると胃腸を冷やして下痢や嘔吐といった症状がでることもあり、かえって食欲不振につながるからです。また、氷に舌がくっついたり塊を飲み込んだりと思わぬ事故につながることもあります。どうしても氷をあげたい場合は、小さく砕いてあげてみる。目を離さないなどの配慮が必要ですね。

 

 

 

3だし汁や猫用ミルクをあげてみる

動物用のかつお節(減塩)一掴み(約1~2g)と水200mlを鍋にいれ、一度沸騰する直前まであたためて火を消します。冷ましたら猫用だし汁の完成。

冷蔵庫で保存し、ときどき飲み水のかわりにあげたりドライフードにかけたり出来ます。

猫用ミルクをあげるのも良い方法です。ペットショップにいろいろな種類のものが売っていますので(子猫用~成猫、老猫など)試してみるのも良いでしょう。

 

 

 

4ごはんを変えてみる

この暑さだと、人も猫も落ちてしまう食欲。

いつものご飯を変えてみると興味をもって食べてくれるかもしれません。

わが家の猫たちはいつも同じドライフードですが、たまに小分けにされたさまざまなフレーバーが入っているものを混ぜてあげるとよく食べます。

 

 

 

 

 

猫の夏バテ防止策~食べ物編、いかがでしたでしょうか?

いかに猫に水分をとってもらえるようにするか、やるやらないで猫の体調もかなり変わってくるのではないでしょうか。

とくに体力のない仔猫や老猫はすぐに体調を崩してしまいます。

あまり水分をとらない猫たちの夏場の体調管理はむずかしいですが、かわいい愛猫が一日でも長生きできるよう気をつけたいものです。

[命を守る」夏の暑さ対策~アイテム編~も参考に猛暑を乗り切りましょう!

 

 

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