こんにちは。アンジェリカです。
先日、高校生の娘が家猫ベルを抱えながら走ってきました。「ママ、大変!!ベル病気かも。」
「え?」「なんかブツブツが出来てる。」どれ?と探して見る私。
「ね?病院に連れて行こう。」
「・・・・これって。・・・・猫のおっぱいだね。」
という笑い話のエピソードがありました。
猫はお話が出来ないので、もし病気になったら?と考えると不安で仕方がないですよね。
病気にならないためにはどうすればいいのか。その予防策などもご紹介したいと思います。

[覚えていて欲しい]猫がかかりやすい病気 5つ

現役獣医師が猫のホンネから不調の原因までを解説! 家ねこ大全 285
1 鼻炎
症状 くしゃみ、水っぽい鼻水から症状が進むと粘液性の鼻水
原因 ウイルス、細菌の感染
対策 部屋の湿度を保ち、寒くならないようにする。感染症予防のワクチンを接種する。

猫の病気ハンドブック
2 皮膚病
症状 皮膚が赤く炎症をおこしている。毛が抜ける。痒み、痛みがある。潰瘍(皮膚がただれ傷が深 くに達している)
原因 細菌やカビの感染。寄生虫(ノミやダニなど)。アレルギー。ストレス。
対策 早めに動物病院で診てもらいましょう。予防としてはブラッシングをして皮膚の状態をチェックする。寄生虫の予防薬で寄せ付けないようにする。ストレスフリーな環境を整える。

まんがで読む はじめての猫のターミナルケア・看取り (いちばん役立つペットシリーズ)
3結膜炎
症状 目、目の周辺、まぶたの裏側が赤く腫れ、涙や目やにが出る。
原因 ウイルス、細菌の感染。外傷、異物混入(ゴミや砂など)。アレルギー他
対策 ほかの猫に感染することがあるので隔離する。なるべく早く動物病院で診てもらいましょう。人間用の目薬は絶対に✖です。

イラストでみる猫の病気 (KS農学専門書)
4下痢
症状 下痢
原因 寄生虫。洗剤など食べられないものを食べた。腐っているものを食べた。毛づくろいの毛を大量に飲み込んでしまった。ストレス。食事の変化(適量か判断する。エサを変えた、など)。
対策 細菌、ウイルス、寄生虫、中毒などの可能性もあるので動物病院で調べてもらいましょう。

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5尿石症
症状 おしっこの回数が多い、または痛がる。尿に血が混ざる。発熱。食欲不振。
原因 水分不足。尿路の炎症。遺伝。
対策 症状がある場合は、すぐに動物病院に連れて行きましょう。
対策 症状がない場合は予防として、水分を取りやすくする工夫をする。例えば、水は毎日新しいものに変え、数箇所に置く。ヒゲが当たらない浅い皿にする。水が常にながれる給水器もあります。いずれも清潔を保ってください。

猫は、うれしかったことしか覚えていない (幻冬舎文庫)
主にかかりやすい病気5例をあげました。猫と暮らす上では覚えていたほうが良いですね。
この他にも急に体調を崩すことがありますが、まずはかかりつけの病院を決めておくことと、何かあった場合すぐに動物病院に連れて行けるようにしておきましょう。
「痛い」「ツライ」「だるい」そんなふうに症状を訴えてくれれば良いのですが、猫の体調不良は飼い主さんしか気づいてあげられないですよね。猫とのスキンシップを図りながら体調の変化には気をつけたいものです。
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